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欧州文化首都における日本関連プログラムを支援しています

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[Vol.160] [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 20 / Visionary Parcel

堀内悠希

アーティスト

オンライン配信を実施しての所感

自分の創作のペースを作るのにとても役立っています。展覧会や発表の機会が失われている中で、モチベーションや目的などを保つのが難しいのですが、このプロジェクトのおかげで作品を制作し、発表するという良いルーティンができています。
 プロジェクト開始後、Instagramのフォロワーが主に海外からも日々少しずつ増えているので、このプロジェクトやEU-Japan Fest様の広報のおかげで、他の作品なども広く見てもらえる機会が増えて嬉しいです。すばらしい機会を与えてくださったこと、大変感謝しております。

©Yuuki Horiuchi 

 

今後のご活動におけるオンライン配信の活用や展開について

今回のプロジェクトは通常のアーカイブよりももっと流動的で、本を作る過程であったり詩を組み立てていく工程のようなものです。編集途中の状態をあえて公開するという、オンライン配信で生まれた新たな試みです。
 日々、本プロジェクトのための新しいドローイングや作品が生まれていることは大きな成果ですが、やはりいつかは実際の作品を、あるいは本という形で実際に手にとってみてもらいたいという思いが出てきました。今後、何かチャンスがあればさらに発展させていきたいという新しい意欲も湧き上がっています。

©Yuuki Horiuchi 

 

通常の配信やアーカイブ作成と変えた点、工夫した点

このオンライン活動支援プログラムは大変迅速な対応で意義深いものと思います。行政等でも自粛に際しての芸術の支援ということで様々な支援が行われていますが、支援を受けるにあたっての制限が非常に多くなっています。例えば東京都がコロナ関連の芸術支援として行なっているものは、Youtube等の動画配信に限ったものですし、今現在まだ企画案を募集中と非常に進捗の遅いものとなっています。幾つかの市町村も支援を行なっていますが、主に都市部に多く、地方に住んでいるアーティストには該当しません。芸術は動画で配信できるものだけではありません。webサイトでの作品発表のほうが細かいディティールを見せることができたり、今では仮想空間内での展覧会も開催されています。様々な方法を受け入れ、迅速に採用してくださるEU-Japan Fest様のような支援こそ、アーティストと世界中の鑑賞者がいま本当に必要とているものであると思います。これは、昨日今日でできることではなく、長年にわたって日本とヨーロッパ諸国をアートで繋げてきたからこそできることと思います。今後も、どうかそのような貴重な支援が存続され、芸術が日本と世界を繋げることを願っています。

 

<プログラム>

Visionary Parcel

  • 実施日:2020年5月1日~数か月
  • 内容
    ドローイングや文章などを1週間に1-2回web上にて公開していきます。最終的に一つの本や詩のように楽しめることを目指します。
  • 告知方法、使用した広報ツール:Facebook、Instagram
  • 使用した配信ツールTumblr(webブラウザより誰でも観覧可能)
  • 視聴者の反応を得るために工夫した点
    ハッシュタグの使用やInstagram等での告知。
  • 視聴者数
    Instagramでの本プログラム告知・関連投稿への「いいね」は合計200以上(5/28現在)

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