いけばなに見る美と調和、安らぎを求めて

プロヴディフ2019（ブルガリア）でも大好評を博した、草月流いけばな展。その継続プロジェクトとして、現地華道家のミロスラヴァ・イヴァノヴァ氏を中心とする草月流ソフィア研究会Miracle Worksの主催により「冬の花物語」と題したいけばな展が開催されました。コロナ禍によりオンラインに移行した活動が増える中、本物のいけばなを直接目にする感動体験を重視し、2020年4月開催予定を2021年1月に会期を変更し、会場での展覧会開催に漕ぎ付けました。8名のアーティストが39作品を展示、4日間の実地開催後はオンラインで展覧会を公開し、ワークショップやデモンストレーションも開催しました。本展に日本から参加予定だった華道家・州村衛香氏はビデオメッセージを寄せました。国営テレビやラジオ、地元紙等メディアで数多く紹介され、会期中には多くの観客が会場を訪れました。緊張の続く日々の中、いけばな作品に美と調和、安らぎを見出し、再訪する人々も多く、人の生活にいかに芸術が必要かを改めて確認する機会となりました。

 

日程: 2021年1月27日~2月7日
会場: プロヴディフ市アートギャラリー（ブルガリア、プロブディフ）
アーティスト: 州村衛香、ミロスラヴァ・イヴァノヴァ

 

1) 展覧会「Winter Flower Tale」
日程: 20211月27日～31日
会場: プロヴディフ市アートギャラリー（ブルガリア、プロブディフ）
アーティスト: 州村衛香、ミロスラヴァ・イヴァノヴァ

2) デモンストレーション＆ワークショップ「Why It's Wonderful to Create an Ikebana」
日程: 2021年2月6日
会場: オンライン・イベント;Webex （ブルガリア、プロブディフ）
アーティスト: ミロスラヴァ・イヴァノヴァ

3)上級者向けワークショップ
日程: 2021年2月7日
会場: オンライン・イベント;Webex （ブルガリア、プロブディフ）
アーティスト: ミロスラヴァ・イヴァノヴァ