ファッションフィルムとしての躍進を目指すアーティストたちの挑戦

プロヴディフ2019にて実施され、現在も日本とブルガリアのアーティストの協働が続いているファッションデザインプロジェクト「＋７HOURS」。着物と日本文化にインスピレーションを受けたファッション作品の制作に加えて、女優イルメナ・チチコヴァ氏を主演とするファッションフィルムの制作も行われた本プロジェクトは、各地のファッションウィークや展示会に参加。サラエボファッション映画祭（ボスニア・ヘルツェゴビナ）では「ベストコスチューム賞」を受賞しました。2020年、「＋７HOURS」のファッションフィルムは、ファッションフィルム界のカンヌと呼ばれるラホヤ国際ファッションフィルム（アメリカ)の5部門へのノミネートが決定。日本の伝統文化や儀礼に敬意を払いながらも、サブカルチャーやテクノロジーといった現代的な要素についても取り込むアプローチが評価された作品は、2日間にわたって開催されたフェスティバルで上映されました。プロジェクトメンバーの現地渡航は叶いませんでしたが、日本を含むより多くの会場での展示・上映を目指して協働が続いています。

 

日程: 2021年7月23日~24日
会場: The Lot ラホヤ（アメリカ合衆国、サン・ディエゴ）
アーティスト:
小林綾子、ネリ・ミッテワ、アレクサンダー・ゲルギノフ、モムチル・タセフ、イルメナ・チチコヴァ

「＋７HOURS」上映
日程: 2021年7月23日
会場: The Lot ラホヤ（アメリカ合衆国、サン・ディエゴ）