欧州文化首都における日本関連プログラムを支援しています

オープニングの様子

現代アートフェアへの参加:アーティストは境界線を越えて歩む

スウェーデン・ストックホルム、スヴァットフーセット

美術

地理的国境を越え、同時代を生きるアーティスト同士の対話

私たち「人間」を隔てる「境界」とは、一体何でしょうか。国籍、性別、宗教、言語、障害者と健常者…様々なボーダーが私達をとりまき、ある時はそれがプラスに、またある時は負に作用することもあります。しかしながら、アートの世界、とりわけ「現代をいかに捉えるか」という唯一のテーマを掲げる現代美術の前において、アーティストたちに「境界」は存在しません。今回、本国際アートフェアに参加したアーティストの作品は、障害を抱えているかどうかではなく、一表現者の作品として展示されました。私達が生きるグローバリゼーションの時代においては、地域や個人の小さな営みが地球市民に大きな影響を与える可能性を秘めています。The Room Belowでは、創造的な活動を続けるに至った個人の歴史背景に焦点を当て、多くの参加者(29カ国、64のギャラリーが参加、来場者数4,000人) に「感情の伝達」を図り、様々な「境界」を超えてアーティストの想い世界に提示し、伝えることに成功しました。

 

https://www.facebook.com/theroombelow.artgallery/info  

日程:

2015年4月15日~19日  

会場:

スウェーデン・ストックホル、ムヴァットフーセット  

参加アーティスト:

シンボタン、 金津敦子、米沢実

 

THE ROOM BELOW 展示ブース

▲Page Top