欧州文化首都における日本関連プログラムを支援しています

第22回シビウ国際演劇祭 ボランティアスタッフ派遣事業

ルーマニア・シビウ

舞台芸術

グローバルな視野に立ち、シビウで活躍する日本の若者たち

本演劇祭の要請をうけ、日本からのボランティア参加が始まった背景には、シビウ側の意向が、当委員会の活動の基本方針第2条「若者の才能や特性に目を向け、必要な支援を行う」に合致したことにあります。シビウは、2007年の欧州文化首都の開催を絶好の機会と捉えて、欧州文化首都主要プログラムである国際演劇祭におけるボランティア活動に取り組みました。また、地元の国立大学で舞台芸術を学ぶ学生にとって、演劇祭でのボランティア参加がカリキュラムの一つとなったことも、この活動の援軍となりました。演劇祭に対する世界的な評価が高まり規模が拡大する中で、ボランティアたちは、不十分だった受け入れ体制の拡充にも徐々に貢献度を高めていきました。日本とシビウとの協力体制で始まった活動も9年の歳月を経て、今ではその他のEU加盟各国やアジアの若者の参加も増えつつあります。現在、日本側では、長年継続して参加してきた高山市(シビウの姉妹都市)の谷口真由美さんがその経験を生かし、シビウ側の担当責任者ペトルーツァさんと協力しながら、リーダーとなって活動を牽引しています。

 

日程:

2015年6月1~30日

開催地:

ルーマニア・シビウ

コーディネーター:

谷口真由美

参加者:

萩原雄太、加藤希美、西菜花、中嶋泰郁、森本祈、丹治晴香、東畑雅代、弓井茉那、原啓太、中村知華

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