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滝田洋二郎監督(中央)

映画祭2015 日本映画と文化の祭典

プルゼニ2015

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 滝田洋二郎監督が語る「日本映画の神髄」  

毎年異なるテーマのもと日本の映画と文化を紹介し、根強いファンも多いチェコのEIGASAI(映画祭)。2015年には第8回目を迎え、プルゼニ、プラハを始め5か所で開催されました。2015年度のテーマは、映画の中で描かれる”死”に向き合うという試み。一見重いテーマに否定的な声もあがったものの、死に向き合うことは、限りある人生を如何に生きていくかという、哲学的で力強いメッセージが込められた意欲的な企画となりました。特に、2015年の映画祭の方向性をきめた映画「おくりびと」の監督・滝田洋二郎氏(アカデミー賞受賞)が映画祭特別ゲストとして現地を訪問したことは現地でも大きな反響を呼び、市長との会談や大学での特別講演も企画されました。講義では監督も参加者もそれぞれが一人の人間として自身の生活を振り返り、これからの社会のこと、次世代について、グローバルな視点での熱いディスカッションを交わし、中身の濃いプログラムとなりました。

日程:

2015年3月5日~11日

会場:

Beseda Cinema

上演作品:

滝田洋二郎監督特集:「おくりびと」、「陰陽師」、「壬生義士伝」「痴漢電車・下着検札」 大島渚監督 「絞死刑」 伊丹十三監督 「お葬式」 市川昆監督 「ビルマの竪琴」 園子温監督 「自殺サークル」 溝渕雅幸監督 「いのちがいちばん輝く日」

映画祭パンフレット

右:滝田次郎監督
左:プルゼニ市長

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