欧州文化首都における日本関連プログラムを支援しています

花崎杜季女 地唄舞公演及びワークショップ

ヴロツワフ2016

伝統文化

欧州で着実に愛好者が増え続けている日本の伝統舞踊・地唄舞

ショパンの楽曲やポーランド民謡にのって艶やかに舞う

日本とポーランド双方が、それぞれに綿密な準備を重ねて実現された本プログラム。開催前に叶った打合せはたった一度でしたが、お互いの距離は二日間の集中リハーサルで見事に乗り越えられ、公演は一貫した完成度の高い作品に仕上げられました。公演当日の会場は満員となり、終演後には多くの祝辞と熱のこもった感想が手向けられました。本公演は、一般客のみならず、本公演を心待ちにしていた日本の舞及び尺八の愛好家にとっても大変見ごたえのある公演となりました。公演の前には三日間のワークショップも行われました。ウメダハナと花崎杜季女による地唄舞愛好会(ワークショップ・グループ)が今後もポーランド・ヴロツワフで定期的に開催されることを願って大勢の舞手が集い、ワークショップ終了後もその余韻は続きました。また、本プログラムを通して三人のポーランド人尺八演奏家が出逢い、将来、波財団とのコラボレーションも期待されています。リハーサルの合間には、石川氏による尺八の即興ワークショップも実地されました。このような成果から、翌年の花崎杜季女一行によるポーランド公演がすでに企図されています。

(文責:グラジナ・ポゴジェルスカ)

日程:

2016年6月21日

会場:

Chamber Hall at Impart(ポーランド、ヴロツワフ)

出演:

花崎杜季女(地唄舞)、石川利光 (三味線)、花崎しの(地唄、尺八)

関連プログラム:

●地唄舞ワークショップ
 日程: 2016年7月17日~19日
 会場: ヴロツワフ第九高校
 
●尺八ワークショップ
 日程: 2016年6月20日
 会場: Impart室内ホール

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