
写真展:日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイ vol.18

サン・セバスティアン2016

写真
今年度で18回目を迎えた、写真プロジェクト「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイ」。今回は欧州文化首都開催国のスペインから、サン・セバスティアン出身の気鋭の写真家ジョン・カセナヴェが香川県を来訪。地元ギャラリーBOOK MARUTEの小笠原氏をはじめ多くの方々からのサポートを得ながら、一か月にわたる滞在制作を行いました。手漉きの和紙と瀬戸内の波が作る日光写真や、グーグルマップのスクリーンショットを用いた新たな手法など実験的なアプローチも用いた作品は、香川県の今・ここを映し出すとともに、自身の出身地であるバスクのアイデンティティへの探求を発端に、人種や宗教、国境を越えた人間としての共通のルーツを見るものすべてに問いかける作品となりました。作品展は、毎年サン・セバスティアン近郊の港町ゲッチョで写真展を開催するゲッチョ・フォトの協力を得て開催され、世界の写真界からも大きな注目を浴びる展示となりました。
撮影日程
2016年7月1日~30日
撮影地
香川県
写真展
2016年9月1日~10月2日
会場
ゲッチョフォトフェスティバル(スペイン)
キュレーター
菊田樹子
写真家
ジョン・カズナーヴ(スペイン)
ウカシュ・ルシュニツァ(ポーランド)
