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[Vol.192] [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 47 ENGI-MON チェコへ行く 〜初夏の踊り子編〜

川上大二郎

舞台監督

1. オンライン配信を実施しての所感

もともとアーカイブの再編集であったこともあり、テクニカルスタッフの大変さはともかく、作業自体は楽しい作業と捉えて進められました。編集前の動画は雰囲気を重視した作りになっていましたが、今回のバージョンはより作品のコンセプトが伝わるよう作り変えました。パフォーミングアーツを生業とする私にとって、動画というコンテンツはあくまで補助的な役割でしかないと考えていましたが、オンライン配信の先には、世界中の、実際には足を運んでもらうことが難しい視聴者がいるという意識ができたことは有意義だったと考えています。

2.オンライン配信準備で苦労した点・工夫した点

ENGI-MON という作品は、日本の伝統的な「盆踊り」という踊りをベースにしています。当然、海外の視聴者は「盆踊り」のもつ独特の意味合いについて知らない方も多いと思います。今回はEU・ジャパンフェスト日本委員会様にご協力いただけるということで、再編集は海外の方へのそういった日本独自の文化の説明を意識しました。盆踊りがどういうものか、踊りの構成、コンセプトの説明などを英語字幕で入れました。どこまで説明するべきか、説明しすぎにならないか、字幕に関しての議論に長く時間を割きました。

3. 今後のご活動におけるオンライン配信の活用や展開について

ソーシャルディスタンスを守りながら比較的安価で撮影できるスタジオが静岡にあるので、今後は現代サーカスの作家たちと新作を作る予定です。 カメラアングルという観客の視覚をコントロールしてしまう、考え方によってはネガティブな条件を逆手に取った作品です。今はこれしかできない、ということではなく、今だからこんなことができる、と発想を変えて世界に作品を配信していきたいと思っています。宣伝の仕方については、これからさらに考えなければいけない課題です。

<配信プログラム>

ENGI-MON チェコへ行く 〜初夏の踊り子編〜

  • 実施日:第1弾 2020年6月8日~7月7日、第2弾 2020年6月15日~7月7日
  • 内容:2019年にプラハ・カドリエンナーレで上演されたENGI-MONの公演映像を、再編集し特別版として公開いたします。
    また、舞台美術の制作やオリジナル盆踊りの振付を一緒に行い、出演者として公演を特別なものにしてくださった、プラハ・カレル大学の皆さんとのリハーサルやワークショップの様子をまとめ、メイキング映像として公開します。
  • 告知方法、使用した広報ツール:
    Scale LaboratoryのWebsite(http://scalelabo.jp/)及び
    公式Twitter(@scalelaboratory), Facebook(https://www.facebook.com/scalelaboratory/), Instagram(@scalelaboratory)
  • 使用した配信ツール:YouTube, Vimeo
  • 視聴者の反応を得るために工夫した点:英語字幕の追加
    ハッシュタグの活用(#engimon #scalelaboratory #pq2019 #sitespecificart など)
  • 視聴者数:361

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