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[Vol.177] [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 45 吠えろベローズ!

湯川理絵

株式会社フェブレ マネージャー

1. オンライン配信を実施しての所感

参加者はステージでの演奏はなく、自宅で各自の演奏を録画し、それを集約して編集するという形態ではありながら、出来上がった一つの映像を共有することで、ステージでの共演とは異なった一つの達成感を共有できたように思う。
今回参加したアーティストたちは東京を中心とした関東圏のみならず、北海道、名古屋、大阪、兵庫、石川、高知、福岡と日本の各地で個々が多様な活動を行なっているが、これだけの人数がライブイベントで一堂に集まることは制作上、不可能であり、今回のオンライン配信で新しい音楽発信の形を経験することができた。
視聴者のSNSコメント等から改めてアコーディオンやバンドネオン、コンサーティーナといった蛇腹楽器の魅力を伝えることができたように感じる。今後のライブイベントにおいても配信の有効な利用方法を模索していきたい。

2. オンライン配信準備で苦労した点・工夫した点

特に編集の作業に苦労した。パソコンでの動画処理時間に思った以上に時間がかかり、当初予定していた配信から日程が遅れることになった。
曲のアート性を最も発揮させられるような動画編集を試みる中で、決まった楽曲尺の中でアーティストそれぞれの個性を印象に残せるように構成を工夫した。
今回経験してみて実感したこととして、自宅で録音・録画という点で、それぞれの機材や環境により音質や画質に差異が生じる。編集の過程である程度、音質と画質を一定に保つために、様々なプロセスを実行するため大きな時間を割いた。音楽を発信する上で、今後の課題として、さらに音、画質のクオリティを高める工夫を検証していきたい。

3. 今後のご活動におけるオンライン配信の活用や展開について

新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンサート活動が全く行えなくなってしまった事により、アート活動を止めないための一つの打開策としてオンライン配信という形に取り組んだ。視聴者の場所や時間を限定しないというオンラインの特性を生かし、これを広いターゲット層の観客を獲得する場として活用し、ライブ活動に反映していけるよう、まずは出会いと発見の場としてオンラインを活用していきたいと同時に、新しい表現活動の場としての価値を再認識し、より具体的な活動ツールとして反映させて行きたい。

<配信プログラム>

吠えろベローズ!

  • 実施日:2020年6月5日
  • 内容:cobaがプロデュースするアコーディオンやバンドネオンなどの蛇腹楽器のフェスティバル「Bellows Lovers Night」。2002年から継続して開催しているこの音楽フェスティバルに出演したアーティストたちがcobaの呼びかけにより、リモートで集結。48名の参加者で蛇腹楽器によるリモートセッション動画を発信。
  • 告知方法、使用した広報ツール:coba本人のFacebook、cobaのFacebookページ、Bellows Lovers NightのFacebookページ、cobaのオフィシャルホームページ、Twitter
  • 使用した配信ツール:YouTube
  • 視聴者の反応を得るために工夫した点:参加アーティストの一人一人の個性を見せる編集やサムネイルの作成、参加者にも告知やシェアを促す、興味を持ってもらえそうな方へのメールやSNSを活用した個別告知
  • 視聴者数:再生回数:7508回 (6月15日時点)

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