• shareshare
  • shareshare

欧州文化首都における日本関連プログラムを支援しています

HOME > コラム > [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 42 / 小池博史ブリッジプロジェクト『パンク・ドン・キホーテ』映像配信

[Vol.174] [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 42 / 小池博史ブリッジプロジェクト『パンク・ドン・キホーテ』映像配信

黒田麻理恵

小池博史ブリッジプロジェクト(KIKHBP)制作担当

オンライン配信で得た成果と課題

今回は2回目の有料映像配信だった。第1回目は4月30日に行った。チケットの値段を少々高めに設定した理由は経営危機に直面しているため、収録されているパフォーマンスの質が高い、値上げをするのは難しい。第1回目の配信では65人が有料視聴。第2回目は30人を目標にした。結果37人が有料視聴をした。映像配信を始めるきっかけは経営危機でした。しかし目的はネット配信という世界に繋がれるプラットフォームを使用して、東京と外国にいる視聴者へ映像配信を届けて、KIKHBPの認知度を高めることでした。
 課題1―新しい視聴者へつなげること。第2回目の映像配信でも関係者の視聴者が多かった。この壁をどう乗り越えるかが次のステップである。今後は広報のための映像配信という目標に切り替え、無料配信を検討している。
 課題2―視聴者の体験をより豊かにする。第1回目の映像配信でも課題と残った。アフタートークはFacebookでライブ配信をしたため、できれば視聴者のコメントを促したかった。生配信にあまり慣れていない制作部の司会はトーク中コメントへの誘導がしっかりできていなかった。今後は視聴者ともっと繋がれる様、トーク中のコメントへ誘導する仕組みを考えたい。

©Koike Hiroshi Bridge Project 

 

オンライン配信準備に要した時間、人数、環境

時間:準備にほぼ3週間

人数:制作部4人

環境:事務所、自宅、ZAIKO配信設備

準備にほぼ3週間かかりました。宣伝は2週間ほどやりました。人数は制作部4人でした。ZAIKOとのやりとりと技術面は1人。1人はゲストとのスケジュール調整。全員が宣伝に専念しました。環境はすでにあったパソコンを使いました。
 今回MP4に映像を変換した際、音声が非常に聞こえにくくなってしまう現象が起こった。このため、映像を専門とする弊社関係者にボランティアで音声の調整をお願いした。
 映像をMP4に変換するためにUnicoverterというソフトを購入しました。Facebook Liveで3人同時でトークを行うためにはStreamyardというフリーソフトを使用しました。

©Koike Hiroshi Bridge Project 

 

オンライン配信準備で苦労した点・工夫した点

今後オンライン活動で映像配信以外の企画を立てた。演出家小池博史のオンライン演出講座を一般人向けに予定している。講座は小池が執筆した舞台芸術論「新・舞台芸術論―21世紀風姿花伝」をベースにする。受講者は本を独自で読み、毎週金曜日(全5回)オンライン講座(ZOOM)で集まり、その週にアサインされている章についてのレクチャーを聞き、内容についてディスカッションを行う。参加者同士の会話を促し、舞台芸術、芸術と感性について考える力を付ける。オンラインで行うため遠方の生徒も受講できるメリットがある。
 収録公演の配信は続ける予定だ。しかし今後は無料で配信することを考えている。できるだけ多くの人に見てもらえるため期間限定でのYOUTUBE配信を検討している。

 

<プログラム>

小池博史ブリッジプロジェクト『パンク・ドン・キホーテ』映像配信

  • 実施日:2020年5月28~31日
  • 内容
    小池博史ブリッジプロジェクト代表小池博史が演出家として牽引したパパ・タラフマラの作品「パンク・ドンキホーテ」2009年東京アウルスポットで収録した公演を有料映像配信した。
    セルバンテスの「ドン・キホーテ」に「パンク」の名を被せ、原作を大きく換骨奪胎したパパ・タラフマラオリジ ナル作品。パンク的な破壊衝動をたっぷりと持った現代におけるドン・キホーテの姿を、奇怪に、しかし起こりうる現実として描き出す。ダンス、演劇、ミュージカル、メディアアートなど様々 な要素を用いて表現される喜劇的悲劇。
  • 告知方法、使用した広報ツール
    Facebook, Twitter, Instagram, 月刊メルマガ、DM
  • 使用した配信ツール:ZAIKO
  • 視聴者の反応を得るために工夫した点
    映像配信直後に視聴者へアンケートを送った。映像配信の宣伝は主にSNSを使用、#keepgoingTOGETHER、団体名の#を積極的に使った。Instagramでの宣伝はSTORYを積極的に使用した。Facebook Live コメント機能、Twitterでアフタートークの同時ツイート。
  • 視聴者数
    37 (映像配信・パンク・ドンキホーテ)
    80 (Youtubeにて公開したプレトーク
    40-50 (Facebook Liveでのアフタートーク)

▲Page Top