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[Vol.166] [#KeepgoingTOGETHER] Vol. 22 / 金子三勇士 “音楽宅急便”

金子三勇士

ピアニスト

オンライン配信を実施しての所感

クラシックの音楽家、特にピアニストとしてこれまでの主な活動形態はコンサート(ライブ)での生演奏、テレビやラジオといったメディアへの出演、 そしてCD製作といったきわめてオーソドックスなもの。デビュー時よりSNSでの発信は常に心掛けてきたものの、動画投稿、ライブ配信の分野はスケジュール上中々実現することが厳しかった。そんな中、今回は新型コロナウイルスの影響により各地での公演がキャンセルとなり、まとまった時間が出来たことで、初めて本格的にオンラインでの演奏活動に取り組む事ができた。ライブで音楽を楽しむ体験と比較は出来ないとも言われている一方で、オンライン配信ならではのメリットも沢山あるのではと考えます。

 

 

今後のご活動におけるオンライン配信の活用や展開について

今後、コロナウイルスが収束した後も、オンラインでの演奏活動は引き続き展開していくべきだと強く思います。ライブでのコンサートは一期一会。会場に来たお客様はその場限りの演奏を楽しむことができる。しかし、コンサート会場に来られない人々に向けても音楽を発信する必要性を重視する。音楽を聴き、浸り、楽しむ「権利」は地球上の誰にでもあるべき。その為には演奏者も、そしてコンサートなどを企画する側ももっと可能性を探り、音楽を届けるツールを発掘していくべきではないかと考えます。オンラインコンサートにより、初めてピアノの音を聴き、演奏を見て、クラシック音楽に出会える人もいるのではないでしょうか。

 

 

通常の配信やアーカイブ作成と変えた点、工夫した点

今回は通常のアーカイブ作成時の取り組み方法に加え、やはり曲目の選び方、音で届けられるメッセージや作品、演奏スタイルが人々に与える印象をかなり工夫しました。不安な毎日。中にはフラストレーションがたまる人、夜眠れない人、大きな悲しみを抱えている人もいるはず。どのような人であっても心に響く作品を届けなければならない。激しい作品でも、暗い曲で厳しいのでは。また演奏場所が明るい雰囲気でも、暗い雰囲気でも良い印象は持てないのでは。作曲家、作品、演奏、解釈、そして演出全てにおいて王道かつどなたでも安心して聴ける音楽を心掛けました。

 

<プログラム>

金子三勇士 “音楽宅急便”

  • 実施日:2020年5月11~23日
  • 内容
    世界中の医療従事者に音楽を通して感謝の気持ちをお届け。ピアニスト金子三勇士のステイホーム動画。
  • 告知方法、使用した広報ツール:Twitter, Facebook, Instagram, Line, HP, Note
  • 使用した配信ツール:YouTube
  • 視聴者の反応を得るために工夫した点
    各種SNSでの拡散、音楽やピアノ、新型コロナウイルス関連ハッシュタグの設定
  • 視聴者数:随時更新中(合計10本の動画に総計6852回ビュー、2020年6月10日時点)

 

 

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