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TOPページ >> プログラム >> 第11回 EU・ジャパンフェスト >> 現代美術展「Mutated Zen: the Art of Surviving」


芸術文化の現場にいる人々の国際的ネットワークの構築と共同作業を支援する

実施報告/支援事業

ロンドン(イギリス)

混沌の時代に波紋を投げる「禅」の柔軟性
現代美術展「Mutated Zen: the Art of Surviving」
 

インディペンデントキュレーター、竹久侑氏の企画による現代アート展。
現在、禅はロンドンではアートやインテリア・デザインにおける一種のファッションとして受け止められ、アジアから渡ってきた神秘的なカルチャーとして認識されています。当展は、異文化圏で形を変えながらも発展する禅の柔軟性をヒントに、多様な文化や宗教が混在する現代都市社会でのサバイバルについて考察することを目的とし、開催され、現地で大きな反響を呼びました。

会期:2003年8月15日〜9月13日
現地主催者・会場:ザ・ナナリ・ギャラリー、ボウ・アーツ・トラスト内

 

参加作家&作品
 
横澤典/Approach Lights, On White
愛知県生まれ、東京在住。写真家。
 
Approach LightsOn White
Approach Lights
On White
 
航空写真のように遠方の高みから俯瞰する横澤の作品は、住みなれた日常への新たな視点を提示する。雪が降った後もしくは夜になってからのみ街へ投げかけるその視線は、都市の構成物の不均一な多様性ではなく、その混沌に内在する類似性に着目する。本展は横澤の初のイギリスでの展示。グループ展に「写真の現在2 サイトー場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年夏)、「Japan. Keramik und Fotografie. Tradition und Gegenwart」(ハンブルク・ダイヒトハーレン、2003年春)。個展に「On White」(京橋・ベイスギャラリー、2003春)など。
 
 
クラウス・ウェバー/Fountain(ビデオ)
ベルリン生まれ、ロンドン在住。プロジェクト・ベースのマルチメディア作家。
 
FOUNTAIN
FOUNTAIN
 
 
昨年ロサンゼルスでおこなった擬似交通事故のパフォーマンスFountainのドキュメンテーションをとおし、都市住民の特性である「無関心さ」について考察する。つねに政治的メッセージを含み、冷笑的に現代社会を観察するウェバーの活動は、ビデオから映画、音楽、インスタレーション、演技と多岐にわたり、ベルリンを中心に活躍中。本展はロンドンでの初の本格的な展示となる。
 
 
デイル・バーニング/Phasmes
ヨハネスブルク生まれ、ロンドン在住。サウンド・アーティスト。
Phasmesはの3枚のCDに収録された189のトラックをランダムにシャッフルし、展示スペースを囲むように配置した6つのスピーカーからその崩れたシークエンスを放つという作品。「不協和」や「無情」のなかに存在する「優美」をテーマに制作活動をつづける。
 
 
山本基/Labyrinth
広島県生まれ、金沢在住。インスタレーション作家。
 
Labyrinth
公開制作のもよう
Labyrinth
公開制作のもよう
 
妹を亡くした経験をもとに制作をはじめた塩によるインスタレーション、Labyrinthを通し山本は人生の永遠の課題である「死」に挑む。本展は、フィリップモリスK.K.アートアワード2002でPS1賞を受賞後、ニューヨークでの First Steps: Emerging Artists from Japan展 (PS1, 2003春)につづき、イギリスでの初の発表となる。
 
 
ザ・メディテーションズ/I Love Jah (Wakie's , 1983)
ジャマイカ。レゲエ・ミュージシャン・グループ。
グループ名メディテーションズ(瞑想)が、禅とレゲエの意外な関連を暗示。彼らが歌い上げるメッセージが、カリブ風のArt of Living(生きるコツ)として鳴り響く。
 
 
関連イベント
 
■山本基による公開制作:2003年8月16日/ザ・ナナリー・ギャラリー
■デイル・バーニングによるサウンド・パフォーマンス:2003年9月4日/ザ・ナナリー・ギャラリー
■パネル・ディスカッション:2003年9月4日/ザ・ナナリー・ギャラリー
   司会:ピーター・ジョーンズ(ナナリー・ギャラリー キュレーター)
   パネリスト:クラウス・ウェバー、竹久侑、デービッド・レイソン(Royal College of Arts講師)
 
キュレーター:竹久侑
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