1951年メダン(インドネシア)生まれ、アムステルダム在住。
絵画を学び、映画の制作を手がけた後、ヘリット・リートフェルト・アカデミー(アムステルダム)で写真を学ぶ。1991年にマリア・オーストリア賞を受賞。
マルケリンクは、戦後の住宅、高速道路や干拓地の都市計画などをテーマに、オランダにおける時代の変化を的確にとらえる作品で高い評価を受けている。マスメディアが陥りがちなステレオタイプな解釈や安易なヒューマニズムを排除し、社会の動きがわたしたちの視覚にもたらす副作用へと目を向ける。また、写真家テオ・バールトとの共同制作、社会学者によるテキストや一般家庭のアルバムの写真を使用するなど、既存の形式にとらわれないユニークな手法を取り入れ、常に新しい表現に挑戦している。1997年から2001年、チェルノブイリ、サラエボ、長崎、広島など、負の歴史を背負う場所を訪ね歩き、<Memory Traces>を制作。2008年夏に写真集を発行予定。
パブリックコレクションに、国立美術館(アムステルダム)、市立美術館(アムステルダム)、Wereld Museum(ロッテルダム)などがある。 |