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In-between 9 米田知子  ハンガリー、エストニア
 

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撮影地: ハンガリー

世界有数の温泉国家をほこるハンガリーを、水をライトモチーフに撮影するほか、近隣の大国の思惑に翻弄されてきた歴史に迫る。エリート共産党員専用のホリデイキャンプ場、ベルリンの壁崩壊の引き金となったショプロンの街などで撮影。

撮影地: エストニア

1990年、ソ連からの独立を宣言して以来、ようやく自国のアイデンティティを確認する時期にさしかかりつつあるエストニア。ソ連統治時代の歴史は、いまだに闇に秘められている。レジスタンス活動を続けていた「フォレスト・ブラザーズ」や、彼らの隠れ家でもあったエストニアの美=森をサブテーマに撮影。

米田 知子(よねだ・ともこ)
1965年兵庫県生まれ、ロンドン在住。
イリノイ大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真を学ぶ。「歴史」や「記憶」をテーマに制作を続けている。代表的な作品「眼鏡シリーズ」では、眼鏡が印象的なガンジーやフロイトといった歴史上の人物の実際に使っていた眼鏡を通して、その人物にゆかりの本や文章を撮影。最近の「Scene」のシリーズでは、過去に戦争などで負の記憶を背負った場所の、現在では一見何の変哲もない風景を撮影している。風化されてしまったかのように見える過去の記憶を、写真を通じてもう一度浮かび上がらせようとする試みを続けている。2005年開催の横浜トリエンナーレに出品予定。

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