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   日本に向けられたヨーロッパ人の眼/ジャパントゥデイ vol.7
   岩手県撮影
 
 
   


 
 
デイヴィッド・ファレル
David Farrell
 

1961年アイルランド・ダブリン生まれ、同地在住。
ユニバーシティー・カレッジ・ダブリンで化学の博士号を取得。現在、作品制作と並行して、写真の講師としても活動している。2001年に、『INNOCENT LANDSCAPES』でヨーロッパ写真出版賞を受賞。1970〜80年代初期にIRAによって"行方不明になった"人びとが、殺害され、埋葬された場所を巡り、穏やかな、ありふれた風景の奥に潜む闇を浮き彫りにした。
ファレルは、現代の社会に独自の切り口で対峙する。マスコミが取り上げることのない事象にも眼を向け、時間をかけて構想を練り、惹きつけられる場所へ幾度も足を運ぶ。ファレルの関心は、出来事をそのまま記録することでも、明確な結論を導き出すことでもない。言葉では表現しきれない考えや意識を、写真を用いて見る者に感知させようとしているのだ。彼の作品には、時間と記憶、形を持たないけれど重要なさまざまな要素が層を成す。彼は自らが追求しているものを "とらえどころのない瞬間"と名づけている。そこから立ち上がってくるのは、不確かな現代という時代に生きる、私たち人間の姿に他ならない。

作家年譜(抜粋)
個展 
2004 「国際写真フェスティバル」 ローマ美術館/ローマ(イタリア)
2003 "Innocent Landscapes" Impressions Gallery/ヨーク (イギリス)
2002 "Innocent Landscapes" Centre Culturel Irlandais/パリ(フランス)
2001 "Church" アテネ写真センター/アテネ(ギリシャ)
"Innocent Landscapes" Actes Sud/アルル(フランス)
 
グループ展 
2003 "Innocent Landscapes" サッサリ現代美術館/サルデーニャ(イタリア)
"Sanctuary" グラスゴー近代美術館/グラスゴー(スコットランド)
2002 6th International BACKLIGHT Festival/タンペレ(フィンランド)
 
出版物
2001 『INNOCENT LANDSCAPES』 英語版−Dewi Lewis Publishing/ストックポート(イギリス) ヨーロッパ出版賞を受賞し、全5言語で発行。

 

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