1959年、オランダ・ルールロ生まれ、現在はハイゼンに在住。
テウニッセンは、近年、“Me & my christmastree”と“Listen to your eyes”という2つのプロジェクトを完成させている。前者は、3カ国で写真撮影が行われ、デンマーク・オーデンセのフォトアート美術館で大規模な展覧会が開かれた。後者は、精神障害者によるオーケストラをテーマにしており、2001年に写真集として出版された。
“Domestic Landscapes ‐家庭の風景-”プロジェクト は、古い家々におけるインテリアと、その独特な光の入り具合、そして、そこに住む人々への探求をテーマとしている。被写体となる家はすべて第二次世界大戦前に建てられたもので、家に差し込む自然光が、建築の中でとても重要な役割を果たしていた時代だった。テウニッセンは、この自然光を探求しつづけているのだ。第二次世界大戦後、さまざまな電気製品が家庭に導入され、建物物自体も近代的になるにつれて、自然光の必要性はしだいに失われていった。こうして、自然光が豊かに溢れる建築スタイルや、それに合う家具は社会から姿を消していったのだ。
また、自然光や家具だけでなく、そこに住む人々もインテリアの一部として非常に重要な役割を担っている。住人たちは自然光のある生活を誇りに思い、それを大切にしている。テウニッセンはそんな人々の暮らしぶりに強く惹かれているのだ。このプロジェクトへの彼の情熱は、彼自身がオランダのアハテルフークスにある自然光が溢れる古い家で幼少時代を過ごした事に起因している。このプロジェクトは1997年に始まり、オランダ、フランス、ベルギー、ポルトガル、そして日本での写真撮影を経て、現在も進行中。
作家年譜(抜粋)
個展
2002
“Domestic Landscapフォトアート美術館
/ オーデンセ(デンマーク)
2001
“Domestic Landscapes”
Stedelijk Museum / ズトフェン(オランダ)
2000
“Domestic Landscapes”
Gallery 24 / ニューヨーク(アメリカ)
グループ展
2002
“Domestic Landscapes”
Month of Photography / ブラティスラヴァ(スロヴァキア)
2001
“Dutch Delight”
Fotografie Museum Amsterdam / アムステルダム(オランダ)
“True Story” Center
for Photography at Woodstock/ ニューヨーク(アメリカ)